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バレーボール全日本女子代表が23日、ワールドグランプリ(WGP)香港大会(27~29日)、マカオ大会(7月4~6日)へ向け、出発した。神戸大会を2勝1敗で終えた柳本晶一監督(57)は左ひざ痛のため、同大会を欠場した荒木絵里香(23)=東レ=を復帰させる意向を示した。
「鉄腕」エリカがコートに戻ってくる。前日、北京五輪予選ラウンド初戦(8月9日)で対戦する米国に惜敗した柳本監督は一夜明けたこの日、香港大会でも北京五輪予選で同組となる中国、キューバが待ち受けるとあって、荒木を登録することを明言した。
「だいぶ状態がよくなってきたので、使うことになると思う」。5月の北京五輪世界最終予選で左ひざを痛めた荒木は、大会後の検査で「2、3週間の安静が必要」と診断され、大事を取って神戸大会のベンチから外れた。メンバー最大14人を帯同させ、現地で12人に絞り込むが、腰痛のため神戸大会で出場機会がなかった狩野美雪(久光製薬)と入れ替えになりそうだ。
昨年7月のエリツィン杯(ロシア)以来、1年ぶりの海外遠征となるが、チーム最長身(1メートル86)、最重量(79キロ)から放つ「鉄腕」スパイクの荒木の復帰でレギュラー陣が出そろうことは大きい。WGP決勝ラウンド(7月9日開幕、横浜)後は都内のナショナルトレーニングセンターで強化合宿を行うため、五輪前では貴重なアウェー体験となる。「いい勉強の場になるはず」。大ブーイングが予想される柳本ジャパンが、敵地でたくましさを磨く。
荒木 絵里香(あらき えりか、1984年8月3日 - )は、日本のバレーボール選手。岡山県倉敷市出身。ニックネームはエリカ。プレミアリーグ・東レ・アローズ所属。血液型O型。
父親は早稲田大学ラグビー部のOB、母親は体育教員といういわゆる体育会系の一家に生まれ育った。幼いころから、水泳クラブや陸上クラブに通い、体育は得意であった。小学校5年の時にバレーボールを始める。中学時代にはアクエリアス杯の選抜メンバー、オリンピック有望選手に選出され、成徳学園高校(現・下北沢成徳高校)では、大山加奈らと共に、春高バレー・インターハイ・国体優勝の高校3冠を経験した。
2003年、東レ・アローズに入団。入団1年目の第10回Vリーグでは、アタック決定率2位に入りベスト6を受賞した。2004年、全日本初選出。同年アテネオリンピック・世界最終予選前に招集されたが、大会直前に出場メンバーから外されてしまった。
2005年バレーボール・ワールドグランプリで全日本代表デビューを果たすが、ワンポイントブロッカーとしての出場にとどまった。2006年ワールドグランプリで初のスタメン出場し活躍を見せ、レギュラーポジションを獲得。同年開催の世界選手権、2007年ワールドカップに出場した。
2008年、 2007-08プレミアリーグにおいて東レのリーグ初優勝に貢献し、最高殊勲選手賞・スパイク賞・ブロック賞・ベスト6賞を獲得した。アタック決定率54.7%は、2000年第6回Vリーグで先野久美子が記録した53.4%を抜いて日本記録(日本人最高)である。
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