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バレーボール女子ワールドグランプリが20日、グリーンアリーナ神戸で開幕する。初戦で世界ランキング16位のカザフスタンと対戦する同8位の全日本は19日、本番会場で約1時間半、練習を行った。北京五輪の世界最終予選で出場権獲得に貢献した荒木絵里香(23)=東レ=が、今回の神戸ラウンドは左ひざ痛のためメンバーから外れ、代わって庄司夕起(26)=パイオニア=が登録された。
エリカ様の表情がさえない。ゲーム形式の練習に唯一参加しなかった荒木は、ボール拾いに専念。その後は両ひざにサポーターをつけながら黙々とサーブ、スパイク練習をこなした。本人の悔しい気持ちを柳本晶一監督(57)が代弁した。
「今週末にはちょっと間に合わない。ここで無理させる必要もない」
5月末に終了した北京五輪の最終予選では7試合すべてに先発出場し、2大会連続の五輪出場に貢献したが、その代償も大きかった。左ひざに炎症を起こし、今月上旬に検査を受けたが、「2、3週間の安静が必要」と診断された。無理をすると、痛めていない右ひざに負担がかかるため、ジャンプ系の練習は極力控えている状態で、神戸ラウンドではメンバーから外れた。
代わりに登録されたのが、最終予選で代表から落選した庄司。昨年11月のワールドカップ(W杯)では途中出場で生き残りをアピールしていた。ワールドグランプリは週末ごとにメンバーを入れ替えることが可能。香港、マカオラウンドにもメンバー最大14人全員を帯同させ現地で12人に絞り込む。柳本監督は「北京で戦うヒントを得る」大会と位置づけた。チーム最長身(1メートル86)、最重量(79キロ)の体から放つ強烈なスパイクで「鉄腕」と呼ばれるエリカ様の“金属疲労”。柳本ジャパンのサバイバルが加速する。
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