2008年6月19日木曜日

オーストラリア負けた!日本3連勝でアジアトップ…男子Volleyball

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 ◆バレーボール男子 北京五輪世界最終予選第4日 日本3-0タイ(4日・東京体育館) 世界ランク12位の日本は、同28位のタイにストレートで快勝して3連勝。通算3勝1敗でアジア勢1位に躍り出た。昨年のアジア選手権で完敗した相手に、序盤は硬さが目立ったが、ウイングスパイカー石島雄介(24)の強烈なサーブや、初先発のセッター朝長孝介(27)=ともに堺=のトスワークで流れを変え、押し切った。休養日をはさみ、6日に世界11位のオーストラリア戦に勝てば、16年ぶりの五輪に王手がかかる。

 石島の豪快な一発が、嫌なムードを吹っ飛ばした。流れがどちらに傾いてもおかしくなかった第1セットの接戦。目の覚めるような弾丸サーブを相手コートに突き刺した。「ゴッツ(石島)のサーブがきっかけになった」と荻野主将も認めた、大砲のエースで12点目。流れを手にすれば、あとは力の差で一気。今大会初のストレート勝ちでアジアトップに立った。

 「前回は自分のふがいなさで負けたので、タイ戦への思いは強かった」石島は胸を張った。昨年9月のアジア選手権(ジャカルタ)で格下のタイにまさかのストレート負け。石島は不調でチームに貢献できなかった。雪辱の機会は対アジア3連勝がかかる今大会4戦目でめぐってきた。

 すでに最大のライバル・オーストラリアが韓国に負けたため、タイに勝てばアジア1位に立てる。リベンジと五輪切符への意識が先に立ち、序盤は選手全員がガチガチになった。球足の長いサーブで崩され、攻撃が単調になる前回の負けパターンにはまりかけた。そのとき石島のサーブが悪いムードを断ち切った。同僚のセッター朝長との攻撃も要所で決まった。植田監督も「朝長との(コンビ)アタックが機能していた」と合格点を出した。

 マッチポイントからまさかの7連続失点で敗れた初戦イタリア戦の悪夢から立ち直り、ついにアジアのトップまでこぎ付けた。オーストラリアとの大一番に向け「こちらのバレーができるように準備したい」と石島も腕まくり。4大会ぶり五輪出場の夢が現実味を帯びてきた。

 ◆五輪出場条件 世界最終予選兼アジア予選には日本を含むアジア5か国と、ほかの地域の3か国が参加。1回戦総当たりのリーグ戦を行い、全体1位とアジア最上位が五輪出場権を得る。アジア勢で唯一1敗を守った日本が、6日に2敗のオーストラリアに勝つと、他のアジア勢はすべて3敗以下となる。その場合、日本は7日のアルゼンチン、8日のアルジェリアのどちらかに勝てばアジア最上位が確定する。連敗して勝敗で並んだ場合は得点率で争う。

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