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女子バレーボールの北京五輪世界最終予選兼アジア予選は第6日の24日、東京体育館で4試合を行った。前日に2大会連続の五輪出場を決めた日本はタイをフルセットの末に降し、6連勝で単独首位に立った。ポーランドが全勝だったセルビアに競り勝ち、5勝目を挙げて参加8チーム中3位以内が確定、40年ぶりの五輪切符を獲得した。出場枠は残り一つとなった。プエルトリコを破ったドミニカ共和国は3勝目、カザフスタンは韓国を退けて初白星を挙げた。日本は最終日の25日、セルビアと対戦する。
○…40年ぶりの五輪切符獲得に、ポーランドのエース、スコブロニスカは「五輪に出ることが重要で、そのためにあらゆることをしてきた。本当に誇りに思う」と声を上ずらせた。64年東京、68年メキシコと2大会連続で銅メダルを獲得したが、その後は強化策で世界に後れを取った。15位に終わった06年世界選手権後、イタリア女子代表を率いて02年世界選手権を制覇したボニッタ監督を招き、攻撃力を高めてきた。北京への抱負を問われた名将は「厳しい道のりを歩み、頭の中が真っ白。少しゆっくりさせて」と歓喜に浸った。
◇格下相手に大苦戦
勝利会見を重苦しい空気が包む。「メンタルな部分があると思うのでもう一度、考えて明日に臨みたい」と反省の弁は、主将の竹下。前夜に五輪切符をつかんだ日本が、過去9連勝中と格下のタイ相手に大苦戦だ。
荒木の移動攻撃にブロックが張り付き、高橋の強打は枠の外へ。敵将のナタポン監督は、柳本監督が85年にタイの男子代表を率いた時の選手。手の内を読んだように動かれ、日本得意の時間差攻撃を逆に見せつけられた。
五輪出場の残り1枠を目指し、必死の形相のタイに押されっぱなしで、ジュースにもつれ込んだ第1、3セットはともに落とした。
途中出場した代表最年長35歳の多治見は「『今日からスタート』と確認して臨んだが、昨日まで皆、張り詰めていたので……」。このベテランの要所を締める働きがなければ、どう転んでいたか。
最終戦は実力がほぼ互角のセルビアが相手。「消化試合をする余裕などない。1試合ずつ学ばないと」と柳本監督。北京へ加速するか、それとも失速となるのか。
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2008年6月13日金曜日
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